病児保育士とはどんな仕事?
保育所などに通っている子どもが病気になった際、仕事を休めない保護者の代わりに子どもの保育をするサービスのこと。
国の補助金のもと行われている事業です。
病児保育は主に以下の3つのタイプに分けられます。
- 病児対応型
- 病後児対応型
- 病後児対応型
病気の急性期〜回復期までの病児を預かります。
処置などが不要な子どもを対象にしていますが、医療機関などに併設されていて、急変時にも対応できるような体制を取っているケースが多いです。
病気の回復期の子どもを預かります。保育所などに併設されていることが多くあります。
看護師や保育士、家庭的保育者などが自宅に訪問し、病児や病後児の保育を行います。
病児保育士の仕事内容
病児保育士の主な仕事内容は、病気になった子どもを保育すること。
保育の時間を通じて子ども達をリラックスさせ、治療に臨む気力を育ててあげることが求められます。
一緒に絵本を読んだりDVDを見たりして、できるだけ安静にしつつも楽しく過ごせるようにしてあげましょう。
業務負担は一見すると少ないけれど、体調の優れない子ども達と接する、とても気の遣う仕事です。
病児保育士になるには?
病児保育士を証明する正式な国家資格はありません。
すでに保育士や看護師などの資格を取得していれば、病児保育を行う施設へ勤めることで病児保育士として働くことができます。
ただし、
- 「認定病児保育スペシャリスト」
- 「認定病児保育専門士」
といった民間の認定資格もあり、取得すれば転職のさいに病児保育の知識や技能があることを示すこともできるでしょう。
まとめ
現状、病児保育での保育士求人数はあまり多くありません。
病児保育士として働きたい場合には、人材紹介サービスなども活用しながら求人を探すといいですね。